新しいPSBの使い方

Medaka Blog

メダカの針子にPSBを使われる方がいるかと思いますが、今回はPSBに関するちょっとしたコツ、というか私が実際に試してみて良かった方法を皆さんにお伝えしたいと思います。

PSBをスプレーボトルに入れて毎日針子に何プッシュか与える、という方法がありますが、私はその方法はしていません。

効果があまり分からないからです。

私はPSBを一度に大量に入れています。

その後は、与える粉餌の量を減らして(1日一回極少量)、タマミジンコ君を数匹入れておきます。

※PSBを大量に入れた場合、粉餌を通常通り大量に与えてしまうと、水の腐敗が急速に進み、針子が死んでしまうので、与える粉餌の量は極少量にしておきます。そして、タマミジンコ君には多少の水質浄化をしてもらい、その後は針子の餌となってもらいます。PSBの効果によって微生物が湧きやすくなっているので、粉餌をそんなに与えなくても針子は成長してくれますし、タマミジンコの増殖スピードも速くなるので、針子の餓死する確率も下がります。しかも、粉餌をあまり与えない分、水の腐敗も抑えられるので、真夏の水が腐りやすい時期にはもってこいの方法なのです。

※タマミジンコではなく、オオミジンコの方が丈夫で増やしやすいですが、タマミジンコの方が体が小さくて針子の餌になりやすいので、私はタマミジンコを使用しています。

そして、この方法は真夏と冬の加温飼育のときに使っています。

それ以外のとき(春、初夏、秋)にこの方法を試しても、あまり効果を実感できず、普通に育てた場合と大して変わりがありません。

しかし、この方法には注意点があります。それは「針子が餓死しない大きさ=稚魚サイズになったら水換えをしてあげること」と「PSBを連日投入しない」という点です。

まず、針子が餓死しない大きさ=稚魚サイズになったら水換えをしてください(ほぼ全替え)。でなければ、死んでしまいます。理由は分かりませんが、ある日突然、稚魚が死んでしまうということが起こりますので、稚魚サイズになったら必ず水換えをしてください。

そして、連日でPSBを大量に投入するのは止めておいてください。水が腐敗して針子が全滅します。なので一度大量に投入したら、その後しばらくは、追加で投入する必要はありません。

※PSBを大量に投入してから2週間〜1ヶ月ほど経つと、微生物が減少するためか、針子の成長が遅くなってきます。その時には再度、PSBを大量に投入してください。また順調に成長してくれるようになります。

ということで今回はPSBの独特な使用方法について解説してみました。

皆さんの参考になれば幸いです。

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