簡単な針子の育て方

Medaka Blog

今回は針子の飼育方法についてお話ししていきます。

まず、一般的に言われている針子の飼育方法(餌の与え方)がこちら。

−−−−−−−−−−−(以下、こちらから転載)

時間が経つと沈みはじめますので、浮いている間に食べ終わる量を少しずつ1日5回以上与えるのが理想です。ふ化直後は口が開いておらず、ヨークサックから栄養を吸収するため、ヨークサックが消え、口からエサを食べられるようになるふ化後3~4日後から与え始めてください。

−−−−−−−−−−−−(転載ここまで)

「浮いている間に食べ終わる量を少しずつ1日5回以上与える」とありますが、どう考えてもこれは無理です。そんな時間はありません。

なので私は孵化したその日から、1日1回大量の粉餌を与えます(PSBを大量に投入しない場合)。これなら、1日1回の給餌で済むうえに、針子の生存率もアップし管理も楽になるので、私はこの方法を使っています。

そしてここに、タマミジンコを入れます。

これでほぼ餓死することはありません。針子時代は順調に成長してくれます。

餌を与えない日が1日ぐらいあってもほぼ餓死することはありません。

しかし、真夏にこの方法を使うと、水が腐敗して針子がやせ細り、死んでしまうことがあるので、水が腐敗しにくい真夏以外のときにこの方法を使っています。

(私が真夏に使う針子の飼育方法はこちらからどうぞ。)

※もし、この方法を使って針子のやせ細りが出てきた場合は、水換え(温度を合わせた水に移し替える)をしてPSBを大量に投入し、粉餌の与える量を極少量にしてあげれば、針子のやせ細りは高確率で回復してきます。

そして、針子がある程度成長してきたら(1週間〜2週間程度)、別の大きい容器に移し替えていきます。そうすることで、針子の成長が促進されます。

というわけで今回は、針子の特殊な飼育方法についてお話ししました。あまり参考にならないかも知れませんが、皆さんのお役に立てれば幸いです。

次回もお楽しみに。

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